こんにちは。
Mac大好きな、BIG1等を当てたいサラリーマンです。
半年ぐらい前に、妻がキーボードに日本酒をこぼしました。
「Macと一緒に飲みたかったの。。。」嘘つけ!
急いで拭き取り、キー部分を外して丁寧に掃除はしました。
少量だった事もあり一時は普通に使用できていましたが。。。
しかし3ヶ月が経過した頃から、キーの戻りが悪くなったり、擦れる様な異音や、トラックパッドの反応が悪くなったりと、いろいろと問題が出てきました。
しかも、症状は不規則に発生している様な感じでした。
これは、憶測ですがファンが回るぐらいマシンが暖まると糖分的な残留物が溶解するのではないかと思います。
どちらにしても、ストレス大なので部品の交換修理をする事にしました。
方法は2つ
- 修理サービスを利用する
- 自分で修理する
修理サービスを利用する
Appleの修理サービスや、正規サービスプロバイダの家電量販店など。
他にも、宅配などを使って依頼できるサードパーティーの修理サービスなど。
専門的な技術者が作業するはずなので、安心して任せられると思います。
当然、部品代以外に作業工賃が発生します。
2社に見積もりの依頼をしたのですが、1社は断られ、もう1社は35,000円でした。
自分で修理する
工具の調達、部品の調達が必要です。
素人なので最悪、使用不可能になります。
僕は、自分で修理する事を選びました。
初代MacBook Airなので、マシンスペックを考えると、余り修理代をかけたくありません。
詳しい作業手順がネット上に公開さられていて、特殊工具、部品共に調達可能でした。
そして、メモリの増設ぐらいしか経験がなかったので、いい機会だと思いチャレンジしました。
作業手順の確認
非常に詳しく説明されています。
型番は違いますが、手順通りやれば迷うことはないと思います。
分解工房・MacBook Air Mid2012 11-inch/トップケース・キーボード交換修理方法
ただ、最後にキーボードを外す画像はありませんでした。
後から知ったのですが、キーボードを外すのはかなりの力技です。
こちらの動画で詳しく確認できます。
8分辺りからキーボードの取り外しが確認できます。
リベット止めしてる部分を引き剥がします。
交換後はリベット止めは出来ないので、僕は耐熱接着剤を使いました。
リベット部分を止めなかったら、キーを押すとキーボード全体が沈みます。
カッコ悪いです!
部品の調達
今回の交換対象は、キーボードのみです。
トラックパッドはけっこう簡単に交換ができそうなので、分解後に必要なら交換することにしました。
キーボードは、ヤフオクで調達しました。
正規品ではありません。
発送元は多分、中国だと思いますが海外でした。
金額は、送料込みで、約5,000円でした。
トラックパッドは、eBayで調達可能でした。
僕が調べた時はトラックパッド、3,600円で送料が、2,400円の合計、約6,000円ぐらいでした。
特殊工具の調達
- へクスローブドライバーT型 T5
- へクスローブドライバーT型 T8
- MacBook Air用 星型ドライバー 1.2mm
- 精密ドライバー + No.00
- 携帯等修理用ツール Spudger
Spudgerはヘラみたいな物で、コネクタを外したりする際に使用しますが絶対にあったほうが良いです。
すごく重宝します。おすすめです!
ついでに、エアダスターと静電気対策用手袋も購入しましたが特に無くても良かったです。
秘密ドライバーは、所有していた物を使用していたのですが、先が丸くなっていてネジがナメてしまいそうだったので、作業を中断して近くのホームセンターで購入しました。
分解作業
分解工房の手順通りに進めて、分解することが出来ました。
こちらが、取り外したキーボードです。
見ての通り再利用は不可能です。
交換作業
リベットで止まっていた箇所を接着剤で代用しました。
接着剤で盛り上がった部分は乾いたあとにカッターで削ぎとりました。
特にファンの取り付け部分は、かなり干渉していました。
秘密ドライバー、接着剤、両面テープをホームセンターで購入しました。
接着剤、両面テープは、耐熱用を選びました。
トラクパッド調整
トラックパッドは、日本酒の攻撃を受けていなさそうだったので調整だけで済ませました。
画像の写っているヘクスローブネジを回して簡単に調整できます。
多分T6だと思いますが軽く回るので、僕はT5を使いました。
まとめ
出来ることなら、トップケースごとの交換をおすすめします。
修理店ではトップケースごと取り換えを行っている理由が分かりました。
実作業時間と接着剤を乾かす時間を併せて、4時間ぐらいで終わりました。
交換は無事完了しました。使用感も満足できます。
費用は以下の通りです。
部品代 5,000円
工具代 2,000円
その他 1,500円
合計で、約8,500円でした。
少し苦労しましたが、経費は抑えることができました!
交換は、自己責任でお願いします。
キーボードのみの交換は結構大変でした。
キーボード交換を検討している方の参考になれば嬉しいです。
当ブログの人気エントリーであるこの記事の続編です。
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